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オーナーズライフ
山梨県六郷町 Iさん
カントリーログハウス / 延床面積:110.50m2(2LDK+ロフト)
[ 総合展示場「BESSスクエア」 (株)アールシーコア ]
 
 
南アルプスの麓、富士川を見下ろす傾斜地にIさんのログハウスがあります。Iさんは自宅を建てるにあたり、最初は在来工法にする予定で、施工業者まで決めていたそう。しかし、東京・代官山のBESSスクエアでログハウスの存在を知り、その快適さや飾らない風合いにすっかり魅了されてしまいました。結局、在来工法の家はキャンセル。ログハウスが完成したのは1995年12月のことです。「もともと木にはこだわるつもりだったし、ログハウスは断熱性が高いことなど、住まいとしてのメリットが大きいと思ったんです」というIさんが選んだのは、カントリーログハウス。日常の使い勝手を考えると、室内側の壁がフラットなのが魅力だったといいます。間取りは、1階がLDK+洗面・浴室+寝室、2階が吹き抜けに面したオープンスペース(ロフト)+個室1部屋という構成。もともとは別荘向きプランですが、自宅用に細部をアレンジしました。階段下やロフトの隅には収納を追加。傾斜地で高くなった基礎の内部も収納に利用しています。キッチンは間仕切壁1枚を隔てて寝室に隣接していますが、水音が気にならないよう、壁の中に防音材を入れて対処。また、階段近くの高い位置にある窓が開閉しやすいよう、ロフトの子供部屋に小窓を追加しました。7年間この家で暮らしてみて、実感したのが木に囲まれた空間のありがたみ。今ではそれが当たり前になったといいつつも、やはり断熱性、調湿性に優れたログハウスの快適さは、冷え込みが厳しいこの地にあって、大きな魅力になっているそうです。
「僕はテクニックを前面に出したおしゃれなものより、勢いとか力強さのあるものが好きなんです」そういって、テニスで日焼けした顔をニッとほころばせるIさんは、美大でグラフィックデザインを教える大学教授。職業柄、インテリアにもこだわりがあります。とはいえ、キャンパス内を短パンと草履で闊歩する人柄からも分かるように、いわゆる「おしゃれできれい」なものには興味がありません。マガジンラックや作業机など、廃棄処分になった大学の備品を取り入れたインテリアは独特のテイストです。キッチンも実用的な業務用のステンレス製を採用。気取らないラフな雰囲気がかっこよさに通じるあたり、Iさんのセンスはログハウスそのものと通底しているようです。また、蚊帳を吊るための金具を壁に打ちつけたり、自作の網戸をはめたりと、必要に応じて自力で改造を施しているのもIさんのログハウスの特徴です。玄関ドアのガラスを誤って割った際は、そのまま復元するのではなく、板を組み合わせて無双窓風にアレンジしました。「僕は不器用だけどね」と謙遜しますが、ウッドデッキの増設や物置小屋の建築までこなしてしまうIさん。外壁などにも補修の跡があり、7年の歳月と愛着ぶりがうかがえます。暮らしのための道具として気取らずに使い込まれているログハウスは、まさに「経年美化」という言葉がふさわしいたたずまいを感じさせ
 
ます。「木造りの家って自分で加工できるのがいいんだよね。多少仕上げがラフでも気にならないし。外壁が黒いのは、視覚的に締まった印象にしたかったというのが大きいけど、メンテナンスが荒っぽくても目立たないだろう、という計算もあるんです(笑)」
マガジンラックにはふだん使いの食器や小物も収納しています。廃品をセンスよく再利用するセンスはお見事。
大学でIさんが行っているグラフィックデザインの講義の骨子は、「色と形でコミュニケーションをとる」こと。同じパターンの模様であっても、色の配置と明度、彩度のバランスによって、見る人が受ける印象は大きく異なるといいます。そして、Iさんの持論では、その考え方は陶芸や染織など、さまざまな分野に応用可能とか。7年前、Iさんは自宅の隣に3年がかりで工房をセルフビルド。持ち前のセンスを生かし、「ギブリテキスタイル」という染織のブランドを立ち上げました。実際に布を染めたり織ったりするのは工房に住み込んでいる美大生で、自らは染織のアートディレクションを担当。年に1回のペースで展示会を開いています。講義は週に3回で、
 
それ以外の日はテキスタイルデザインと趣味のテニス、そして自宅の小改造やメンテナンスにあてています。悠々と自分流の暮らしを楽しむIさん。ログハウスはそんな生活の舞台としてかけがえのないものとなっています。
糸を染めるため、カモミールを摘んで乾燥させたもの。表現の幅を狭めないために、自分で染めたものだけでなく市販の糸も使います。
 
緑に囲まれて建つI邸。黒い外壁が引き締まった印象。築後3年めと5年めに自分で塗装しました。
 
太い木材が交錯する温かみのある室内。
階段の踊り場には本棚を設けました。Iさん
らしい、飾らない雰囲気が素敵です。
 
ダイニングテーブルは、元は大学の作業机。
変に凝っていないデザインが逆にログハウス
の雰囲気にマッチしています。
 
リビングに鎮座する趣のあるマガジン
ラック。斜めになった板バネは雑誌の
最新号を留めるためのもの。
 
デッキでスケッチを楽しむのは、長女のYちゃん。ここからは富士川を眺めることができます。
 
自宅横に設けた染織工房で打ち合わせ
をするIさん。大作になると1カ月がかり
で織ることもあるそう。
     
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カントリーログハウスにお住まいのご家族をご紹介
  • 神奈川県横須賀市 Wさん
    神奈川県横須賀市 Wさん

    自分たちで暮らしを創る。都会のマンションでは味わえない 暮らしを満喫しています。

  • 山梨県 六郷町 Iさん
    山梨県 六郷町 Iさん

    7年間暮らして快適さを実感。自分で手を入れて、気取らずラフな暮らしを楽しんでいます。

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