本人が答えます。

(株)アールシーコア BESS本部 BI(ブランドイメージ)本部長 木村伸 /
2001年入社。大手商業施設で11年間、プロモーション、店舗開拓等を務めた後、
BESSに転職。入社後は一貫してマーケティングを担当。

BESS本部である(株)アールシーコアを選んだ理由は?

アールシーコアは自分たちを住宅メーカーではなく、マーケティングの会社だと表明していたからです。正直、住宅商品のマーケティングをやることは、まったく想像していませんでした。住宅業界に顧客目線のマーケティングがあると思っていませんでしたから。でも、BESSは人の気持ちを動かしたり、新しい世界を見せるような「市場創造型のマーケティング」を掲げている。「人の後を追うのが嫌いで、どの会社にも似ていたくない」とも言っている。そこには単なるマーケティングともちがう何かを感じましたね。

BI本部の仕事内容は?

BI本部はBESSが掲げる「感性マーケティング」を先導して推進する部門。広報、宣伝、販促ツール、商品デザイン、展示場の見せ方など、あらゆる顧客との接点が私たちの仕事になります。感性マーケティングとは、人の心を動かすこと。それによってBESSを好きになってもらうこと。BESSの人柄や性格、価値観を好きになってもらいたいんです。そんな活動を通じて、私たちのミッションである「ユーザー・ハピネス」の実現を目指しています。

BESSのマーケティングの面白さは?

BESSの場合、ビジネスとしての成果は当然目標にします。でも、目的ではありません。BESSならではの文化を発信して、社会がおもしろくなったり、おもしろく生きる人や豊かな心をもつ人が増えること。その人たちがBESSの家を選んでくれて、幸せに、イキイキと毎日を過ごすこと。それが私たちの目的です。家という商品に関わるということは、暮らしに関わること。暮らしは文化そのもの。だから住宅産業は、文化産業であるべきだと思うんです。BESSには市場創造だけでなく、文化創造をしようという願望がある。なかなかできるものではありませんが、しようとする気持ちや姿勢があるから、やりがいにつながっているのだと思います。

BESSのマーケティングの難しさは?

流行やブームに乗っかったようなプロモーションをしてしまえば簡単なのかもしれませんが、そういう易きに流れることは一切やらないところですね。世の中はどうあれ、自分たちだけの道を歩こうと決めて、ひたすら進んできたのがBESSです。究極、自分たちの信念を貫いた結果、商売がうまくいかない時があっても仕方がないと思っているんです。信念を曲げて成果が出ても、よしとはしない。でも、ビジネスである以上、成果が出ないとそれ以上のやりたいことはできない。それが難しくもあり、面白くもあります。

「ユーザー・ハピネス」を実現できていると感じる瞬間は?

インスタグラムで「#BESSの家」と検索すると、今は4万件くらいユーザーの方の投稿が出てきます。これだけ暮らしを楽しんでくださっている様子が「見える化」されると、非常に勇気をもらいますね。一昨年、「ユーザー・ハピネス調査」というユーザーアンケートを行い、3000件近くもの声を聞くことができました。その内容も、家に頻繁に人を招いたり、薪ストーブを楽しんでいたり、子どもがのびのび元気で、子育てに悩みがないという声もとても多かったり。自分たちがやってきたことに確信を持てる内容でした。その分、責任も感じます。ブランドへの期待を裏切らないように、気が引き締まりますね。

BESSのマーケティングに向いているのは、どんな人ですか?

自分できちんとマーケットと対峙したことがある人ですね。大きなプロジェクトでなくてもいいんです。小さくてもいいから、自分の責任で市場を動かすようなチャレンジをした経験がある人がいい。加えて、マーケティングだけでは飽き足らず、カルチャー発信の欲求があるといいですね。性格的には、当たり障りのないきれいごとが嫌いで、ごまかしがない、性根の座った正直さがある人。できれば、言葉の奥にある真意に気づけるような人だといいですね。

アールシーコアにはどんな社風がありますか?

アールシーコアには「万年創業」という言葉があります。常に明日を見ているから、設立から30年以上経った今でも、会社のみずみずしさが感じられるんですね。そして、目に見えないものの価値をすごく大事にしている。そういう会社は実は少ないんじゃないでしょうか。目に見える成果と、目に見えないものの価値を両方大事にしようとする。そんな社風があると思っています。

BESSはどんなブランドでありたいですか?

あえて言葉にするなら、「余人をもって代えがたい人のようなブランド」でしょうか。たとえば、優れた映画監督や俳優さんが亡くなってしまったときに、すごい喪失感に襲われますよね。そういう意味で、なくなったら困るブランドでありたい。そのために大切なのが、フェアであること、自然体であること、そしてもうひとつ、顧客の感性を信じることだと思っています。この3つを体現することで、売る側と買う側の垣根すら越えた"なくてはならないブランド"になっていけたら。そう考えています。

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