本人が答えます。

技術管理 伊藤孝行 / 2006年入社。大手不動産グループのハウスメーカーで5年間、施工管理を経験し、BESSに転職。現在は責任者として、部門のマネジメントにも当たる。

BESSを選んだ理由は?

転職するなら、ちょっと変わったことがやりたいと考えていて。ログハウスをつくってみたいと思い、BESSを選びました。実際に働いてみると、やっぱり変わったブランドでした(笑)。前職は大手系列のメーカーで仕事のしかたがきっちり決まっていましたが、BESSはあまり会社っぽくないというか。個人個人の色が出せて、自由にやらせてもらえるんです。自分がやろうと思った分だけ、仕事の枠が広がっていくのが面白いですね。

技術管理の仕事のやりがいは?

○○邸の担当に決まったら、ベテランだろうと若手だろうと誰もがBESSの代表として対応します。何か問題があれば当然、上司に相談してアドバイスはもらいますが、最終的に決めるのは自分です。答えはそれぞれの現場ですべて異なるので、どう解決していくかは自分次第。引き渡しの時、責任を持って担当したお客さまの喜ぶ姿が、何よりのやりがいです。

BESSの技術管理の大変なところは?

品質・安全・コスト管理という面では他社の技術管理と仕事は一緒ですが、「木」を扱っている商品なので、木目・節・反り・ねじれなど一つとして同じ材料はなく、細部の納まりや木の扱い方は現場で工夫が必要です。また、外観も四角い家、三角の家、丸い家といったバリエーションがあり、現場は大変ですが、さまざまな事を学ぶことができ、楽しみながら経験を積んでいます。

BESSの家づくりの特徴は?

一般的な家づくりは竣工後、何度もチェックして完璧な状態で引き渡しますが、BESSは無垢材を使っている以上、工事中に多少のキズや汚れがついてしまいます。お客さま自身もそれを理解して買ってくださる方が多いので、気にする方は少ないですね。むしろ、引き渡しが待ちきれずにDIYが始まったりします。お客さまの希望でキッチンの壁のタイルを貼らずに引き渡して、自由に貼っていただいたこともありました。アフターメンテナンスで伺ったりすると、お客さまがいろいろなものをつくっていて、それを自慢されるんです。得意な方は本当に上手なので、参考にして別のお客さまに提案することもあります。

一緒に家をつくる大工さんは、どんな人が多いですか?

やっぱり木を扱うのが好きな人が多いですね。納品された木材をまず見て、反っていたり、節が抜けていたりするのを見ながら、「これはここに使おう」といっしょに考えながら進めています。現場はのびのびとした雰囲気で、お客さまのなかには直接、大工さんに「こういうのをつくりたいんだけれど、どうすればいいですか?」と相談する方もいて、私そっちのけで話がはずんでいることもあります。

どんな人が、BESSの技術管理に向いていますか?

現場管理は続けたいけれど、ちょっと変わったことをやりたいという人はいいと思います。また、お客さまとのコミュニケーションが好きな人、またはそこを今後鍛えていきたい人もいいですね。私は後者でした。技術系の人たちは文系の人たちとくらべて、口下手な人が多い気がします。でもBESSの技術管理は、そういう人でもお客さまの前に出る機会もあります。もちろん現場でピンチに立たされることもいっぱいあります。でも、それを自分の力で乗り越えることで経験も増えますし、スキルも上がるんです。

どんな成長の環境や仕組みがありますか?

いろいろな人の意見が聞けることです。同じ技術管理をやっているメンバーは本部だけでなく、販社にもいます。地域性や会社によってやり方も考え方もちがうので、合同の研修などで「こういうやり方があるよ」とお互いの事例を共有し、教え合えるんです。他の会社の事例は普段なかなか知ることはできないので、とても貴重な学びの機会ですね。

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