外へ大きく

小さいなんて、感じません。庭も、ウッドデッキも、ぜんぶ家です。

WONDER DEVICE
森家(静岡県)

BESS歴4年の森さんは、「家が小さいから諦める」のではなく「家が小さいからこそ楽しむ!」というポジティブ一家。息子さんは中2と小5。森家でBBQするのが、クラスメイト達の楽しみになっているそう。

敷地面積
54.6坪

延床面積
25.0坪

デッキ面積
2.6坪

家は小さく、庭は大きく。結果、自由も大きく。

「やばい、ちっちゃい…」家の基礎だけができた時、ご主人は不安になったそう。延床面積は25坪ほど。でも、住んでみると全然ちがいました。「家を小さくした分、デッキや庭を広く取ったのがよかったんです。庭は年中バーベキューできるし、DIYもやりたいときにできる。子どもたちはプールやサッカー。デッキでは、朝コーヒーを飲んだり、お昼寝したり、風呂上がりに夕涼みしたり。庭もデッキもぜんぶ家という感じですね。だから小さいとは感じません」。使い方が自由なスペースが広がった分、暮らしの自由も広がりました。

2人の息子さんの教育方針は、「放任ではなく放牧」自由に遊んで、ご飯になったら一家団らん。

デッキも庭も、リビングの一部。内と外がつながる暮らしは、畳数以上に広く、開放的。

空間を広く使うために、大きなダイニングテーブルをなくし、小さなローテーブルやカウンターテーブルをDIY。製作はご主人、デザイン・監修は奥さん。

きっかけは、家の遊びごころと、
スタッフの心づかい。

BESSにしたきっかけは、何気なく訪れた展示場。「一目でビビビッと来ました。ワンダーデバイスの遊びごころとワクワク感がハンパなかった。ウンテイやスベリ棒もあったり。スタッフさんもべったりじゃなく自由にさせてくれる。そういう開放感もよかったですね。夫婦2人で衝撃を受け、即決でした(笑)。担当スタッフさんが銀行や土地探しをがんばってくれたのも助かりました。『浜名湖も近いし、あさりを取ったり水遊びできますよ』とか『近所の方もいい感じでした』とか、ただ土地を探すだけじゃなくて、その後の暮らしもイメージさせてくれる。ありがたかったですね」。

仲間も、気持ちも、広がった。

広がったのは、スペースだけではありません。BESS仲間とのつながりも広がっています。「最初はインスタグラムです。『近所ですね。今度、バーベキューしません?』みたいなメッセージが来て。それからDIYを手伝いあったり、薪集めに行ったり。いろいろ誘ってもらって仲間が増えました」毎週のように開かれるバーベキューは、30人近い親子が集まることも。「実は僕、人見知りなところがあったんです。でも、BESS仲間はすごくオープンな人たち。僕自身もだんだん変わっていって、気持ちも外に広がっている気がします」。

「1回きりの人生、楽しまなきゃ」
BESSが教えてくれた。

ご主人は仕事でも変化が。「前は本当に仕事人間。でも今はほどほどに力を抜けるようになりました。後輩の育て方も『こうじゃないとダメ』だったのが、『好きなようにやってみたら。失敗して覚えることのほうが多いし、面倒見るから』に。気持ちが大きくなったんですかね」。周りからも「いつも笑ってるね」と言われるように。「一回きりの人生、楽しまなきゃ。笑わなきゃ。自分らしく楽しく生きたいと思っていてもできない人って多い。『別にやればいいじゃん?』と、形にしてくれたのがBESSなのかな」。

思春期でも両親とはよく会話するオープンな関係。将来の夢は、「BESSみたいな家を建てて、床屋を開くこと」

初めてのDIYは、自転車置き場と薪棚。3回作り直して今の形に。「自分で作るから、好みのサイズになる。一番いいですよね」

人生を遊ぶ余白がある家。
人といっしょに成長する家。

ご夫婦は25歳と19歳の時に出会い、BESS同様「ビビビっと来て(笑)」1年後に結婚しました。「若くして産んだから、若いうちに巣立っていってくれる。あとは自分たちの人生を遊ぼうかと思っています」。デッキは大きく伸ばして、使い方は自由に。孫のいい遊び場にもなる。子供部屋をなくしてロフトも広く改造したい。「BESSの家って7割くらいの状態で引き渡される。残り3割は自分で変えていけたり、生活スタイルに合わせて作っていけるんです。人と家がいっしょに成長していく、という感じ。この先もずっと何かつくったり、壊したりしていくんじゃないですかね」。