Vol.22

最高の笑顔がくれる元気

ログハウスは、元々ヨーロッパとかアメリカから入ってきた建物だと思いますが、素朴な疑問として、日本の暮らしに合うのでしょうか?ちなみに、私の愛車はドイツ製ですが、右ハンドルにしています。

BIGFOOTBOY

 オムライス、ロールキャベツにナポリタン・・・海外からの料理を日本人の舌に合わせてアレンジした“洋食”。こうやって並べてみると、名前を目にするだけで、香ばしい香りと食感が浮かんできて、思わす口の中に(つばき)が・・・。和食ほど繊細な味覚の料理はないってよく言われるけれど、その日本の伝統的食文化と、海外からの食材や料理法がミックスされて日本独自に発展してきた、おいし~いカテゴリー。考えてみれば、食だけじゃなくて、ファッションだって絵画だって演劇だって・・・音楽なんて、70年代、ロックを日本語で歌うべきかどうかなんていう、今から見れば笑っちゃうような「日本語ロック論争」てのもあって、そんな先達たちの汗と涙の奮迅(実際、ハンパなステージにはモノが飛んで来た!)のおかげで、今じゃ日本語のロックはごく当り前、暮らしの中で“元気”の源になっている。
 確かにログハウスも、(実は正倉院の校倉造りはログハウスと同じ工法、という話はここではさておくとして)、1980年ぐらいから、北欧や北米から入ってきた“輸入住宅”。そんな出自のログハウスを、BESSでは、日本人の暮らしに合うように工夫を重ねてきた。欧米人は家の中でも土足で暮らすから玄関はフラットで靴箱もないけれど、段差をつけて靴箱を設置。玄関のドアも、欧米では人を招くことが多いからか、内開きなのに対して、日本では外開き。その他、風呂の洗い場やシャワ一の位置(欧米人はバスタブの中で洗うからね)、機能的な引き戸の活用・・・驚いたのは、フィンランドの蚊は日本の5倍ぐらいの大きさなので(これホントの話、蜂か!?)、綱戸の目が大きすぎて、そのまんまじゃ刺され放題掻き赦題、蚊取り線香がいくつあっても足りゃしない。ここは細かな網戸でしっかりシャットアウト!―無垢材いっぱいのログハウスの快適さと、日本仕様の設計と、BESSの遊び心が息づいて、BESSオーナ一達は楽しい暮らしを満喫しているよ。

 ちょっと疲れたとき、(今じゃほとんど和食と化した)トンカツ食べると、気持ちも体も元気が湧いてくる気がする。ハワイ発祥のフラダンスもここ日本の福島で、ハワイアンセンターや「フラガールズ甲子園」なんていう日本ならではのスタイルを通じて、最高の笑顔で元気を発信してくれている。BESSも、和の感性と洋の合理性の“程々”の精神で、楽しく元気な暮らしを届けていくよ。

「吐露byBESS」
啄木鳥通信で連載中!

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この「吐露byBESS」は、BESSの季刊誌「啄木鳥通信」でも連載中です。
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