【20代で家を建てた理由】好きなことを思いっきり。町と自然を感じるバランスの良い暮らし。

Hさんご家族

エリア:千葉県一宮町
シリーズ:WONDER DEVICE
家族構成:2人






 

入籍前から思い描いていた、憧れの暮らし。

サーフィンの聖地として知られる釣ヶ崎海岸から自転車で約15分。のどかな田園風景に囲まれた一宮町で、ワンダーデバイスでの暮らしをスタートさせたのは、喜大さんが26歳、美咲さんが24歳のころ。
都内への通勤が可能な土地を探していたHさん夫妻にとって、一宮町は理想的な場所。今でも通勤や友人に会うために都心を訪れることが多いそうです。

「オープンな間取りとガルバリウムの外観に一目惚れでしたね。それに無垢材ならではの温もりに囲まれて暮らしてみたかったんです」
そう答える喜大さんは、生粋の都会育ち。今とは180度違う生活を送ってきましたが、雑誌のとある記事をきっかけに家の購入を検討しはじめました。

「幼少期から、周りはマンションやコンパクトな間取りの戸建てばかり。それが自分の中の当たり前だったんですが、2人でキャンプに行くようになった頃、雑誌で表紙になっていた家に衝撃を受けて。日本でもこんな家があるんだとびっくりしたと同時に、強烈に憧れました。そこで、その方にインスタグラムでコンタクトをとって、ご自宅を見せてもらったり、BESSの展示場『LOGWAY』を見て回ったりする中で、ますます魅力を感じました。ちなみに愛車のランクル80もその方の影響です。」

リビングはナチュラルな色味の家具を基調に、ポイントで黒と観葉植物を上手に配置。

薪ストーブが目をひく居心地のいい空間。リビング、土間、ウッドデッキがひとつながりの大空間

家を建てて実感した、自由な環境が生み出す「心の余白」。

聞けば、驚くべきことにこれら全ての決断は入籍をする前で、それぞれのご両親にも話していなかったといいます。まさしく「家を建てたい」という情熱に突き動かされて夢の暮らしを手にした2人には、初めから賃貸という選択肢はなかったそう。

「都内の賃貸というよりも、庭付きでのびのび暮らせる持ち家に住みたかったんです。金額面も毎月のローン額と比べても、あまり変わらなかったので。またキャンプや登山が趣味なので、自然の近くで暮らしたい気持ちもあって。」と喜大さん。

「2人でよくDIYもするのですが、気にせずに釘を打ち込めたり、間取りに合ったインテリアを作ったりしやすいですよね。失敗してもそれが味として愛着が湧きますし、思いつきでチャレンジしやすい環境があると、なんだか心に余裕が生まれるんです。それが家を建てる醍醐味だと思いますね」と美咲さん。

キッチンのバックカウンターは美咲さんが図面から書いてDIYで制作。

レコードラックの裏に隠された秘密基地で、趣味を楽しむ

レコードラックを開けると中には趣味の空間が広がる

そんな理想の住まいに一歩入ると、柔らかな自然光に包まれ、無垢材のやわらかな香りが広がります。右手の壁面には、オアシス、ビートルズ、レッドホットチリペッパーズなどロックを中心とした盤がずらり。居心地のよさを残しつつも趣味を全面に押し出した空間で、一番お気に入りというのが、オプションデバイスからセレクトした「ワンダーラック引き戸」です。

裏に潜む部屋も2人だけの秘密基地かのよう。

「標準はふつうの引き扉の仕様なんですけど、どうしてもレコードを飾りたい願望があってこだわりました。自分の好きなジャケットを眺める瞬間は気持ちが満たされるので、それをインテリアとして組み込みたかったんです。」と喜大さん。

取材日のBGMは、オアシス絶頂期のライブが収録された「KNEBWORTH1996」

音楽好きの父親の影響を受け、幼いころから音楽に触れてきたという喜大さん。「自然とロックに惹かれていき、学生時代は友達とコピーバンドも結成。今でも音楽は日常の延長線上にあるなくてはならない存在ですね。」

ディスプレイされたレコードの中にはジャケ買いをしたものも。「なんでもレコメンドされる世の中で、思いがけない音楽と出会えるのが魅力です」。

レコードラック裏の登山部屋には有孔ボードを取り付けて、2人の登山の道具を目で見て楽しめるように収納。

「強風の時に破けてしまったテントもあるんですが、下山後ミシンで修理しました」と美咲さん。

登山を始めたきっかけはインスタでチェックしていた人が登山している姿を見たのがはじまり。「その投稿で見た景色を見て、日本でもこんな壮大な世界が味わえることに感動しました。その後、軽く2人で行ってみたら、ずぶずぶとハマっていきました」と美咲さん。

この部屋では登山計画も練るそう。直近には新婚旅行でイタリアのドロミテに登る計画があり、ルートはもちろん、装備やアクセス方法などリサーチの真っ最中です。


自然の近くにワンダーデバイスを構え、都内に通勤しながら、家でDIYをしたり、登山の計画を立てる。友達を招いてホームパーティをするときは、朝方まで楽しむことも日常茶飯事。
「隣の家とほどよい距離感なので、20代のエネルギーそのままにとことん楽しめるのも気に入っています。ただなんといっても、帰宅するたびに家の大きな窓から綺麗な明かりが漏れ出していて、ああ帰ってきてよかったって思えるんですよね。」

この記事の家

WONDER DEVICE

WONDER DEVICEは、暮らしを楽しむための装置。
余白たっぷり、だから自由。
あなたの個性で、大好きなWONDERになる。
あなたとの時間で、WONDERも育っていく。
暮らしの楽しみがひろがって
世界にひとつのWONDERになっていく。

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