家族と歳月を重ね、床の傷さえも
味わいに変わるログハウス

岡山県岡山市 Uさん
カントリーログハウス ウォームテイスト /
延床面積106.7m2
3LDK+ロフト
[ BESSスクエア(株)アールシーコア ]

映画『ペリカン文書』の
丸太小屋が理想!?

岡山市南部の児島湖畔に広がる新興住宅地。その一角に、ひときわ個性的な家があります。一見、丸太小屋風のログハウス。ご家族揃ってアウトドア好きという、Uさん一家のご自宅です。
「この家に引っ越してきたのは、忘れもしない2006年のクリスマスイブ。この家は、2人の娘への大きなクリスマスプレゼントでもあったんですよ」
Uさん一家はそれまでの数年間、ご主人の転勤に合わせて引っ越しを繰り返してきました。前任地の愛媛県宇和島市からここ岡山市に移ってきたのは、2004年のこと。当時小学3年生だった上の娘さんにとっては5度目の転校でした。そこで、Uさんご夫妻は真剣に考えはじめます。これから小学校高学年の思春期を迎える娘に、これ以上転校を経験させるのはかわいそう。このあたりで、勤め先や住まいのことも含め、人生設計を改めて練り直したほうがいいかもしれない……。そうして1年半かけてお二人の導き出した結論が、ここ岡山でご主人が勤め先を変え、同時にマイホームを建てることでした。
「どちらも実家は一戸建てだったので、マイホームも一戸建てしか考えませんでしたね」
映画好きのUさんには、実は住まいに関してひとつの理想がありました。それは、映画『ペリカン文書』に出てくるような丸太小屋を建てること。
「『ペリカン文書』には、ジュリア・ロバーツをデンゼル・ワシントンが隠れ家にかくまうシーンがあります。その隠れ家が、人里離れた山奥にある丸太小屋なんです。若い頃にあの映画を見て、いつかはあんな小屋に住んでみたいと思いましたね。だからマイホームをイメージしたとき、真っ先にログハウスが頭に浮かんだのです」

BESSモデルルームの
調度類のセンスに共感!

マイホームを考えはじめたUさんご夫妻は、まず建てるならログハウスと考えていたので、BESS(当時ビッグフット)の展示場に足を運びます。そこで体感したログハウスの圧倒的な存在感は、まさに山の丸太小屋そのものでした。
「とはいえ、この家に即決したわけではありません。マイホームは一生に一度の買い物ですから、一般の住宅展示場や他のログハウスメーカーにも見学に行きました。そうやって見て回った結果、最初に見たBESSのログハウスが一番良かったんです。特にモデルルームの、アーリーアメリカン調にアレンジした調度類のセンスにすごく共感できたので、このメーカーならと確信しました」
お父様が木型職人だったという奥様も同意見でした。
「子どもの頃、実家で毎日木材の匂いを嗅いでいたので、木にはとても愛着があります。そして、懐かしい木材の匂いや木の温もりが一番感じられたのがBESSのログハウスでしたね」
こうして、ご夫妻のマイホーム計画は着々と進行していきましたが、娘さんたちに新居のお話をしたのは、すでに完成が近づいてから。上の娘さんは、「これから木のおうちを見に行きます」とUさんが宣言した日のことを鮮明に覚えています。それは当時11歳と4歳の娘さんたちにとって、嬉しいサプライズでした。
「クリスマスイブに引っ越したときは、本当に胸がわくわくしました。友だちで、こんなかっこいい家に住んでいる人は一人もいません。最高のクリスマスプレゼント! ログハウスは私の自慢の家です」
ちなみに、住宅街にはめずらしいログハウスは町内でも注目の的で、建築途中の家を毎週写真に記録していたご近所さんもいたとか。後日、それらの写真はアルバムの形でUさんご夫妻にプレゼントされ、お二人はとても感激したそうです。

ログハウスで暮らして
家族がより仲良しに

念願のログハウスが完成して、2013年12月で8年目に突入。2人の娘さんもすっかり大きくなりました。ご家族で実感しているのは、この家で暮らすようになって、それまで以上に家族が仲良しになったこと。近くの児島湖で家族でバス釣りを楽しんだり、キャンプに頻繁に出かけるようになったり。
「この家で暮らす毎日がキャンプみたいなものだから、娘たちも楽しそうにアウトドアに親しんでいるようです。キャンプ用品はいつもロフトに出しっ放しにしてあるので、気が向いたらさっさとクルマに積み込んで出発します」
新築3年目にはきちんと足場を組んで、家族4人総出で外壁の塗装を塗り直したとか。大好きな家だからこそ、娘さんたちも進んで手伝ってくれました。
そして忘れてならないのが、愛犬の存在。新築2年目にモモ(♀)、3年目にレン(♂)と、2頭のラブラドール・レトリーバーが家族に加わり、散歩や食事の世話など、愛犬を介して家族の絆もより深まったとか。
「主人が家にいる時間も増えましたね。自作の棚を吊ったり、好きなアンティーク雑貨を壁に飾ったり、家でいろいろなことをして遊んでいます。家に飾る雑貨や小物を買いに、夫婦で買い物に行くのも楽しみです」

ワイン、カメラ、革製品など、Uさんは時を経て味わい深くなっていくものが好き。木の家もまたしかり。

傷さえも味わいになるから
やっぱり木はいいなぁ

このログハウスで暮らしてみて、Uさんが改めて感じるのは、「やっぱり木はいいなあ」ということ。家じゅうどこに居ても、木に囲まれていれば落ち着くし、安心できる。木という素材が持っている温もりや質感が、住む人をリラックスさせてくれるみたいです。
「体重35kgの犬が爪を立てて家じゅう走り回るんですから、床はもう傷だらけです。でも、そんな傷さえ、ログハウスに付き物のラックや節穴のように、味わいに思えます。下の娘が背を測るときにつけた何本もの柱の傷も、指でなぞれば愛おしく感じます。特に私が気に入っているのは、階段の手すりの部分。家族4人とも、なぜか手を触れる場所が同じなようで、一カ所だけイイ感じに飴色に染まっているんですよ。木という素材ならではの味わいですね」
時計、カメラ、ブーツ、革ジャンなど、Uさんはもともと、手間をかけて風合いに味が出るモノが大好き。8年という時を経て、ご自宅もUさん好みに“熟成”してきたのかもしれません。
「最初に、この家は娘たちへのプレゼントだとお話ししましたが、家を建てて余った木材で、長女には本棚を、次女にはローチェストを造ってあげました。ゆくゆくは嫁入り道具として持たせるつもりです」
いまUさんが目論んでいるのは、リビングに薪ストーブを導入すること。これから家族4人と2頭は、我が家でますますほっこりする予定です。

自然と人(と犬)が集まる気持ちのいいリビング。「いつかはここに薪ストーブを導入するつもり」とUさん。

天然無垢材の木の香が薫る、明るく開放的な吹き抜け空間。「友だちにも自慢できる」と、娘さんたちも大絶賛。奥様も、ここが我が家で一番のお気に入りだとか。

好きなものだけに囲まれていたい。そんなUさんの夢をかなえる空間が、このオープンロフト。革ジャン、骨董雑貨、天体望遠鏡、キャンプ用品。まさに男の城です。

2階子ども部屋は、ログハウスならではの「斜め天井+天窓」という独特の造り。屋根裏部屋感覚が新鮮です。

コーヒー豆を挽くときはアンティークのコーヒーミルで。庭には趣味で集めている古いアメリカ雑貨の大型コーヒーミルがありました。

ウッドデッキでご家族(4人と2頭)の集合写真。入居3年目には、家族総出で家の外壁を塗り直したんだとか。

2頭のラブラドールは人が大好き。彼らもまたログハウスでのゆったりした暮らしを満喫しているようです。

革製品好きのUさんは、家族のブーツも率先して手入れするとか。「使い込んだ革の風合いがとにかく好きです」

家族4人の手を支え続けた手すりは美しい飴色に変わりました。

娘さんの部屋にある本棚。同じ材で造っただけに部屋にしっくり馴染みます。壁の棚はD.I.Yログ壁なので気兼ねなく釘が打てます。